コンビニのトラックが妙に気になった小話
去年の年末にウチの前にできたコンビニ。
そのコンビニでの出来事。
1月10日の日曜日の早朝、ランニングに行こうと自宅前でストレッチ。その時コンビニに大型の緑のトラックがエンジンかけっぱなしで駐車してたんです。フロントガラスと窓はカーテンが閉められてるのでドライバーさん寝てるんですね。
その日は妻の実家で過ごし帰宅したのは夜。ところがそのトラックまだ停まってるんです。 あれ?寝すぎじゃない!?と思いました。
ところが、翌朝になってもまだ停まってる。相変わらずエンジンかけっぱなし。カーテン閉めっぱなし。
コンビニであったかい飲み物を買うついでに店員さんに「あのトラック昨日の朝から停まってるけど大丈夫かな?」って言うとアルバイトさんらしき店員さんは「そうなんですか・・」とさほど気にしない様子。
「ま、ちょくちょく見といてよ。」
と告げてそのまま仕事へ行きました。
ところが、帰宅するとまだ停まってる。
ん???ですよね。 この時点で僕が最初に気付いてから36時間くらい経ってます。
僕が「大丈夫か?あのトラック!」としつこく言うもんだから妻もさすがに気になりだし・・・夕食を食べながら2人共いろんな考えがよぎります。
急死してたり・・・して?
まだ死んでなくて、苦しんでるのかも?
・・・・・・
思い立って警察に電話しました。すぐに現場に向かわせるとのこと。数分後単車で警察官がやってきました。子供達は警察が来たよー!と大はしゃぎ。
連絡したの僕です!と自宅から出ていき再度説明。この時はじめてトラックに近づきましたが鹿児島ナンバーになってます。兵庫県までだとかなりの距離。
いよいよです。警察官がドアをノックします。その後ろで僕はドキドキ・・・ 展開によっては最悪の事態もあり得えます。絶対に人が死んでるのを見たくない。
ところがドアをノックした数秒後に、カーテンがバサァ~っ!!と開いてドライバーさんが「何じゃあ~?」ってな顔してこちらを凝視してきます。60歳くらいでしょうか。ややお酒も入ってる様子。
驚き、安堵、後悔、お詫び・・・いろんな感情が入り混じったビックリ!
な、何してたんですか?
警察官が「この人からドライバーさんに何かあったんじゃないかということで通報があったんです」と説明。
ドライバーさんも状況が分かった様子で 「あ~。そういうことっ!こっちに到着するの遅くなっちゃってさー。3連休でしょー!荷物もってく所が休みに入っちゃってさー!仕方なくここにいるわけー!」
な、なるほど・・・ しかも土曜日からいらっしゃったみたい。ようやく明日の朝出発するとのこと。
僕は警察官にもドライバーさんにも恐縮しっぱなし。ちょっとした親切心がおせっかいになってしまいました(汗)。
でもまあ、死んでなくて良かったです。

ス、スミマセンでした。
ところが、これで終わりかと思いきや、翌日の夜7:00頃に妻からLINE。
な、何なんでしょうね? ちまたの3連休終わってますけど。もう火曜日の夜になってますよー!
今度は酔っ払って寝てるんでしょうか?
※ その後、夜の10時にはトラック出発してたようです。
今回はおせっかいになってしまったけど、こんなおせっかいが必要なこともあると思うんです。
独居老人の孤独死など問題になることありますよね。新聞が数日たまってるとか、洗濯物が取り込まれていないとか・・・ そんなちょっとした変化に周囲の人が気付いてあげることで孤独死を防げることもあると思うんです。幼児虐待もそうですね。
最近は人間関係が希薄になってますが、僕は時々おせっかいしてやろうと思います。