車載専用エアコン COOL STAR(クールスター)をカムロードベースのキャンピングカーに自分で取り付けてたで~♪

 

さて、前回の記事では車載専用エアコン COOL STAR(以下クールスター)を見切り発車で購入した!ってところまで。

 

サブバッテリー1個だけしか積んでない僕のキャンピングカーに設置して無事に稼働するのでしょうか~???

 

購入前に問い合わせたところ、いかに省エネ運転のクールスターでも、サブバッテリーは最低でも2個は必要という回答をいただきました。まあ、なんとかなるやろ~!っていうお気軽な考えと、夏のキャンピングカーライフを快適に過ごしたいという強い思いで購入。

 

金額は税込264,000円

なかなか高額な買い物です。捻出してもらった妻にも感謝!

お盆前には取り付けて、どこかに出掛けたいのであります!

 

事前にいろいろ調べたけど、クールスターのカムロードベースのキャブコンへの取り付けの動画やブログを見つけることができず、この記事がカムロードキャブコンへの取り付け事例の参考になれば幸いです。

 

さて、クールスターには室外機が3種類用意されています。僕が購入したのは室外機トップタイプ

ホワイトハウスキャンパーサイトより

 

キャンピングカーの天井に取り付けるタイプです。でも、天井に取り付けると過酷な環境にさらされて劣化が心配、なので本来天井に取り付ける室外機を床下に吊り下げて取り付けることにします。

 

この方法いいなと思ったのは、実はオプションパーツでハイエース用の『トップタイプ室外機ブラケット』というのがあるんです。

ホワイトハウスキャンパーサイトより

 

高さの低いトップタイプの室外機を床下に吊り下げて設置することで、天井に穴を開けることもなく、雨や太陽による室外機への劣化も抑えることができる。

理想の取り付け方法じゃねーか!

と思ったのであります。でもカムロードのブラケットがないのが残念~。

 

なので、今回の最大の課題はトップタイプの室外機をカムロードの床下吊り下げ方式で取り付けることになります。

 

さて、ほんなら取り付け開始どす~。

作業手順はこちら。

① 室外機の床下への取り付け
② 室内機の設置
③ 冷媒管ホースと信号ケーブルの接続
④ バッテリーとの接続
⑤ 真空引き
⑥ 試運転

こんな感じで進めます。では①の室外機の床下への取り付けから。

 

① 室外機の床下への取り付け

いきなり最大の難関。始まる前から尻込みしてしまいそうです。

ここに取り付けますよ~。

 

まずはスペアタイヤを取り外します。専用工具でクルクル。

スペアタイヤ取り外し完了。

 

で、そのスペアタイヤを吊り下げている金具も取り外します。ナット3個です。

 

さらにさらに、スペアタイヤを止めているこちらの部品も取り外します。両サイド。ナットがそれぞれ2個。

 

スペアタイヤと金具が無くなったので広くなりました。

さて、どないしよか~。

 

床下に潜り込んで「あーしてこーして、うーん、ここでこーして、こうやったらこうなるからこう!」

はい、作戦決まった。

 

近所のホームセンターへ買い物へ。

購入したのはこちら。室外機吊り下げ用の金属のLアングル。180センチが3本。

それからボルトやワッシャー、それからナット。こちらはステンレス製。

 

価格は高いけどステンレス製がいいでしょう。

購入リストです。

 

さて、Lアングルをサンダーでカット。

50センチを4本。
70センチを2本。
80センチを2本。

 

50センチにカットしたLアングルをC鋼に取り付けます。

 

C鋼っていうのは横から見るとCの形をした鋼材

下に潜り込むと「あーこれか!」って分かると思います。

 

取り付けで使用するのは「ステンレス六角ドリルネジ 6×25」です。Lアングルに4ヶ所固定します。

ここの作業では先にC鋼に下穴を開けてからやったほうがいいでしょう。

ちなみにLアングルにドリルネジが通らなかったので、穴をドリルで少し大きくしてます。

 

4本固定しました。

さて、次は80センチのLアングルを固定します。

 

ボルトとナットで固定しますが、こんな組み合わせです。

ボルト/ワッシャー/(Lアングル)/ワッシャー/ばね座金/ナット

 

このばね座金があることでナットの緩みを防ぐことができます。ばね座金はスプリングワッシャーとも呼びます。

 

さて今回はネジの緩み止め剤も使いました。絶対にナットの緩みは許されませんからね。

ホームセンターに売ってます。結構高いものですが、安心安全には必要かと思います。

緩み止め剤を塗ってから…

 

ナットを締め込みます。こんな感じ。

 

両サイド取り付けました。

 

さて、次はトップタイプの室外機。

 

カバーを外します。

 

こちらに70センチのLアングルを取り付けます。付属品の防振ゴムを間に挟み込みます。

 

こちらも緩み止め剤を塗ってから締め上げます。

 

Lアングルは前後2本取り付け。

 

それでは床下のアングルと合体しましょう。

 

片方を何か台にして持ち上げておくと、反対側を持ち上げやすくなります。

 

ボルトとナットで固定しますが最初は仮止め状態でいいでしょうか。

 

4ヶ所とも持ち上がったら、1ヶ所づつガッチガチに固定するといいと思います。

 

そんなわけで最大の難関が終わり~。

気分は70%完成 ♪

 

② 室内機の設置

それでは室内機の設置です。

 

こちらは簡単。室内機を引っ掛ける「掛け板」を最初に取り付けます。

 

この時注意するのが2点。

① やや右下がりに取り付ける
② 冷媒管ホースと信号ケーブルの長さに注意する

です。①は排水しやすいように右下がりにするわけです。②の冷媒管ホースと信号ケーブルの長さに注意するというのは、付属でついてくるのは両方とも3mの長さ、冷媒管ホースはオプションで4m、4.5m、5mもありますが、それぞれ19,400円、22,000円、24,000円です。結構な値段がします。信号ケーブルの延長ケーブルも1m2mが用意されていますが、それぞれ3,600円、6,600円です。

別途費用がかかってしまうので、できれば付属の3mで接続できる範囲で室内機と室外機を接続したほうがいいですね。

 

僕の場合はダイネットの一番後ろに室内機を設置することにしました。

室内機から信号ケーブル3メートル。びよ~ん。

 

室外機から冷媒管ホース3メートル。びよ~ん。

これが届く範囲で設置します。

 

さて、そろそろやりましょか。

 

掛け板を取り付け。分かりにくいけどやや右下がりです。

 

その掛け板に室内機を引っ掛けるだけです。

 

完成!! 速攻終わりました!

おお~いいね!

 

 

③ 冷媒管ホースと信号ケーブルの接続

これが結構苦労しました。

最初はホースとケーブルを通す穴を開ける作業です。

位置を決めて作業開始!

 

これがなかなか・・・・

 

ドリルで穴をたくさん開けて開口部を作っていきます。

なんか固い!!と思ったら金属片もありました。アルミの鋼板が入ってるんですね。そりゃ固いはずじゃ。

心が折れそうになりながら作業。

通った~ ♪

穴開けは30分くらい格闘したでしょうか。

ヘロヘロになりました。

 

隣でプールで遊ぶ長男。しばし休憩。一緒にプールで遊んでスイカを食らいました。

 

さて、リフレッシュしたので作業再開!

室外機に冷媒管ホースを接続。異物が入らないようにカバーがあるので、それを外して接続します。

 

差し込んで…

 

締め上げる。

注意するのは締め上げる強さ。トルクと言います。

冷媒が漏れないようにかなりのトルクで締め上げる必要があります。その際にモンキーは2本使います。1本でナットにかなりのトルクを加えると室外機の本体側が曲がってしまいそうになる感覚があります。これ以上トルクを加えるとマズイなって感じ。

 

でもまだトルクを加えるとナットが回転する状態では不十分。冷却する冷媒ガスはちょっとした隙間でも漏れます。それが月単位、年単位になるとエアコンの冷えに影響するほど漏れてしまうことになるんですね。

 

あ、わたくし仕事でエアコンも取り扱うので、この辺りの知識はあるのでございます。

なので本体側がぐにゃっとならないようにモンキーを2本使うわけですね。

 

ここはホントに注意するポイントです。

取り付けた年の夏は冷えてたのに、翌年の夏はエアコンの冷えが悪くなったなんてことになりかねません。

 

はい、ガッチガチに接続できました。

 

それでは室内機側も接続しましょう。

こちらも異物が入らないようにカバーがあります。こちらを取り外すのですが、その際にゴムキャップが配管に差し込んであるのでこちらも取り外します。このゴムキャップをうっかり残してしまうと冷媒ガスの通り道が塞がった状態になるのでエアコンが冷えません

これうっかり注意ポイントです。

 

さて、冷媒管ホースを接続します。

 

こちらはモンキー2本使えないので慎重に最大のトルクがかかるように締め上げます。

壁に掛けてた室内機ですが、ナットの締め上げ時には一旦降ろしたほうが作業がやりやすかったです。

 

室内機の冷媒管ホースの接続完了~! ナット部分に断熱剤をちゃんと被せておいてください。でないと結露して水滴が落ちてきます。

 

さて、付属品の中にエアコンパテがあります。

 

こちらを使って穴の隙間を埋めておきます。

ここはコーキングにしようかと迷ったのですが、エアコンが故障した場合、販売店に送る必要があるので取り外しが簡単なエアコンパテにしました。

 

この工程の最後は信号ケーブルの接続です。

こちらはコネクタになってるのでカチッとはめ込むだけ。ケーブルはインシュロックでLアングルに固定します。

 

最後にドレンホースもLアングルに固定します。

これでこの工程終わり。

 

 

④ バッテリーとの接続

室外機からバッテリーへ接続するケーブルが出てます。

 

これをサブバッテリーに接続します。こちらも3メートルかな。

C鋼の溝に這わせていきます。

ところどころC鋼に穴を開けてケーブルをインシュロックで固定します。

 

サブバッテリの下辺りに到達しました。多分短い・・・

 

やっぱりか~!!短いやんけ~!

ひょっこり顔を出しただけ。

 

くっそ~。ホームセンターへ走る。

十分な太さのケーブルが売り切れだったので、こちらを購入。

 

3本まとめて処理しました。

 

1本だと十分な電圧が得られない可能性があります。ケーブル自体が発熱する可能性もあるので、それなりの太さが必要。

延長ケーブルを本ケーブルに接続して上へ引っ張り上げます。

 

ケーブルカバーを被せてバッテリーに接続完了です。

ちなみに接続の順番はプラスが先です。ご注意を。

 

 

⑤ 真空引き

さて、真空引き作業です。

冷媒管ホースによって物理的に室内機と室外機がつながりました。エアコンを冷やす冷媒ガスの通り道が出来上がったわけです。

ただ、その通り道は冷媒ガス専用の通り道。ほかの物質は必要ありません。ほかの物質??

 

何があるんやろ?何にもないじゃないか!?

 

ノンノン。

実はあるんです。それが空気

空気が冷媒ガスと混ざってしまうと冷えません。

なので空気を吸いだして配管内を真空状態にするんですね。それが真空引きという作業になります。

 

作業では真空ポンプという機械を使います。

なんとこの作業当日に届きました!ナイスタイミング ♪

一応自宅用に買っておこうかなと。

 

さて、空気はここから吸い出します。ブルーのキャップのところ。

 

ここに真空ポンプを接続します。

クイックカプラを装着。カチャ!

 

冷媒ホースとゲージも接続して準備完了。

あとは電源を入れて20分ほど放置。

 

配管内が真空になってくるとゲージの針も真空状態を示します。

 

真空になったので冷媒ガスを解放しましょう。

冷媒ガスは室外機側のコンプレッサーに規定量が入ってます。余談ですが、付属の3メートルホースが短い場合は4m、4,5m、5mの冷媒管ホースがオプションで用意されてますが、長いホースを使う場合は冷媒ガスを足す作業が必要となってきます。

 

解放~♪

配管は細いのと太いのがありますが、両方のネジを緩めます。

順番はありません。どっちが先でも大丈夫。

 

ナットを戻す際にシールテープを巻きましょう。ガスを解放するのに緩めたネジのところから冷媒ガスが漏れたときにシールテープでそれ以上の漏れを防ぐことができます。

この工程も無事に完了 ♪

 

 

⑥ 試運転

さて、ここまでの努力が報われるのか!?

作業工程の1つ1つは丁寧にやったハズ!

 

でも

そもそもサブバッテリーは1個しか積んでない。販売店からはオススメできませんと言われた。

 

はぁ~

スイッチ入れるの緊張するではないか。

 

「あれっ!あれれれれれ~。」

ってな光景もイメージできてしまう。

 

冷えるのか!? 問題あるのか!?

 

どっちなんだ~~!!!
スイッチオーン!!

 

 

おおおおおお~♪

冷えてきた~♪

 

か・ん・ぺ・き やぁ~

 

小型なのに風量が凄い!

いいぞいいぞ!!

 

いいタイミングで妻と子供が外出先から帰ってきた。

 

ひょ~

わぁ~ええやん!

(そうでがしょ。)

 

 

あとがき

この日の気温も真夏日。

キャンピングカーの内部に熱がこもってたけど、さぁ~っと引いていく熱。

小型のくせに6畳用の家庭用エアコン相当の能力があるのは伊達ではない。

 

徐々にヒンヤリとしてくる室内で戦いを終えた私は取り付けたばかりのエアコンを眺めながらベッドに横たわる。

 

いい眺め。素直にそう思う。

この光景が見たかったのだ。

 

3年前にキャンピングカーを中古で購入してから最大の誤算だったのは、エアコンの問題。

一番楽しい季節にキャンピングカーを使えないという残念な現実に新車の豪華なフル装備のキャンピングカーを諦めた自分の経済力不足に打ちひしがれた日々。

そんな日々ともおさらばできる。

 

エアコン購入費用は確かに高い、部材や真空ポンプも含めると約30万くらいになる。

しかし、しかしである。

 

楽しい夏の思い出はプライスレスではないだろうか。

きっとそうなのだ。この選択は正しかったとこの夏証明したい。

 

エアコンから出てくる冷気が、疲れと共にもやもやし続けた3年分の気持ちも吹き散らしてくれているようだ。

ああ、ここちよい。

 

ご飯やで~

ハイ~♪

 

 

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この記事を書いた人 TAKA

兵庫県在住の個人ブロガー 子供は3人

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