ふんだらまわるBチームのアワイチ! 人生の大先輩の参加で楽しいポタリングになりました♪

少し前の事ですが、ふんだらまわるのBチームでアワイチに行ってきました。

僕自身なんとアワイチが初めて。

兵庫県に住んでるのにアワイチが初めてとはホントに情けない。それだけロードバイクに乗ってないんです。

六甲やら峰山、砥峰、青垣峠、このあたりはみんなよく練習してるのに、僕といったらそんな有名な場所すら行ったことがないんです。

ロードバイク乗り失格ですね。へへ…。

 

有名な場所の代表格がこのアワイチ。淡路島を1周するコースです。距離は約150キロ。アップダウンはほどよい感じと聞いてます。

で、このたびアワイチにようやく行けるのである意味ワクワク。

メンバーはチームリーダーのO君、それからグルメ担当のA君、僕の3人。

いつもならこのメンバーだけど今回はなんと特別ゲスト!!

今年の鳥羽で知り合いになった70歳手前のローディ!Nさん!!

今年5月のツール・ド・伊勢志摩にて♪

岡山サーキットの7時間耐久に出たり、練習で約3キロの坂道を6本走ったりと年齢を感じさせないストイックさ。大阪の方ですが、アワイチは20回程度走っておられるとのこと。すげーです!そんなわけで楽しみなアワイチになりました。

 

さて、僕ら3人は最後にお風呂に入って帰るということで龍の湯の駐車場に車を停めました。

100kmを超えるロングライドは超久々。走れるんかいの~?

不安をよそに、そこから少し移動してジェノバラインという船に乗ります。記念にパチリ。

大人500円と自転車220円で770円で乗ることができます。

船っていいなぁ~ワクワク♪

 

船に乗る頃には続々と自転車乗りの人達がやって来ました。やっぱりアワイチって人気なんですね。

 

船ではちゃんとバイクを固定してくれます。これはありがたいっ!

 

さて、15分程船にゆられて岩屋港に到着。

ここでNさんと久し振りの再会!

おお~♪かっこいい~。

鳥羽でお会いした時は観光で奥様とご一緒、なので当然サイクルジャージではなかったのですが、やっぱり自転車乗りはサイクルジャージが似合います。

久し振りの再会といっても2度目、でもちょくちょくブログやらメールでやりとりしてるので久し振りな感じもないですね。

さて、このメンバーでアワイチのゴール目指してGOー♪

 

Nさんめちゃんこ速いです。ケイデンスは高回転。

やっぱりストイックな練習をされてることだけあります。70歳ということでちょっとだけ心配してたけど、そんな心配は全く必要なかったですね。

 

さて、海岸沿いのコースは海が最高にキレイやし空はどこまでも広がってる感じです♪

これがアワイチの魅力なんですね。

アワイチを走ってばっかりの人もいるみたいやけど、こりゃハマるの分かるね。

最高じゃー♪

 

さて、アワイチにはこんな場所もあるんすね。自転車担いで階段上るコース。

うそです。単なるコースの間違い。

 

その後は順調に走り続けて最初の登りが始まります。

上り区間は全部で4カ所らしい。適度なアップダウンって聞いてたんやけどね。結構ガッツリ上り区間があるみたい。

その最初の上りである立川峠。平均勾配8%という手強い坂。

 

ホントに一気に上り区間が始まる感じ。上りが嫌いなのか好きなのかよく分からない僕。嫌いな部分はもちろんそのしんどさと、もう1つ。

初めて上るところはどこが終わりなのか分からない。なので力の入れ具合をどうコントロールしたもんか。

あのカーブを曲がったら終わりなのか、まだ続くのか。心を折られながら踏み続ける。とにかくこれが嫌。一回走ったとこは距離やら勾配が分かってるからええんですけどね。

さて、上り区間はさすがに4人一緒というわけにはいかず、それぞれ各自のペースで上ります。

やっとこさ探偵ナイトスクープで昔紹介されたというナゾのパラダイスというところで休憩。

 

リーダーゴホゴホッ!

そうなんす。写真はもちろん大袈裟にしてるけど体調悪いみたい。

無理すんなよ。

 

さて、もう少し上ってから一気に下り延々と続く海岸コースに入ります。

やっぱ最高♪

遅れてるメンバーを待つ間しばしの休憩。

リーダーゴホゴホッ!!大丈夫か?

 

しばらくすると、A君に続き・・・

 

Nさんもやってきました。

上り区間では遅れてしまうけど、僕らヤング?でもしんどい上りを走ってこられたと思うとホントに凄い!

僕らの親父と同年代ですが、スーパー70歳です!

僕らが70歳になってもこんなに元気でおれるんやろかと素朴な疑問。

 

そこから少し走ってモンキーセンターで休憩してたら鹿に遭遇。

かわいい・・・。

 

それからこのバイクにも遭遇。バイクと言ってもエンジン付きのほう。

めちゃんこカッコいい~♪

このスタイル。SPEED MARINE というメーカーのSPYDER F3T というバイクです。

こんな趣味もいいですねぇ~!

300万円なり(汗)。

 

でも、将来妻とこんなバイクで出かけることができたら最高~なんて思ったり。

あーキャンピングカーも欲しいし、仕事ガンバロっと。

その後もキレイな海岸沿いを走って次の上り区間。これもなかなかの勾配…。

ホンマにあと何メートルで終わりか教えてほしい…。

でも上ったら達成感とやっぱり最高な景色にうっとり。

 

リーダーまたまたゴホゴホオエ~~!!大丈夫か?

 

この坂が終わったと思ったら、またまた次の坂を上ります。なんなんこれ!坂だらけやないかいっ!

勝手にすり込まれてた「ほどよいアップダウン」って誰情報やったんやろか…?

 

3つ目の坂でちょっと寄り道して「ホテルニューアワジ プラザ淡路島」へ行きました。ここへ行くのもアップダウンがあるのにやっぱりストイックな僕達。

でも鳴門海峡や大鳴門橋も一望できて、こちらも最高の景観でした。

 

・・と思ったらリーダー。

ゼエゼエ…。大丈夫かい?

 

さて、そこからまた少しアップダウンしてやっとこさ3つの上りが完了。

ここまで立川峠、灘池野、阿万塩屋町という峠をクリアです。

残るはあと1つらしい。よかった♪

 

さて、昼食は「とんかつママン」というところ。

小さな店ですが、人気店のようです。途中で遭遇したローディさんもここで昼食されてました。

 

入店して注文して、あれやこれやと4人で談笑。

A君はシステムエンジニアでもあるので、マニアックな話しも聞けました。

コンピュータの人工知能がどんどん進化していて、そのうち自我が芽生える可能性が高く、ホーキング博士などは警鐘を鳴らしているとのこと。まさにシュワルツェネッガーのターミネーターの世界じゃな。

でも話しを聞いてると確かに危険な気もしてきました。

 

談笑は続きます。

 

原発の話。そもそもいるんやろか?太陽光パネルがあんなに設置されてるのに。

発電した電気は蓄えることができないので安定的な電力とは言えないとのこと。問題は夜ですねぇ~。

にゃるほど。

 

談笑は続きます。(談笑っていうか、もう真面目すぎる話)

原発に引き続き、使用済み核燃料の話。日本には役目を終えた核の燃料棒の最終処分場がないんですよね。じゃあどうしてるか?最終処分場が決まるまで貯蔵プールに入れて数年間冷却してからとりあえず的な処理がされている。この核のゴミがたまり続けているんです。

僕は以前「100000年後の安全」という映画を見たことがあって、それがまさにこの話題の内容。フィンランドのオンカロという施設についての映画。この施設は高レベル放射性廃棄物の最終処分場。世界で初めての最終処分場となっている。ここでは500メートルの縦穴を堀り、そこから横方向へ穴を広げ放射性廃棄物を処分することになるんです。

問題なのはその施設の管理。半減期が2万4000年、無害になるまで最低でも10万年かかるという放射性廃棄物。この施設が核のゴミでいっぱいになったあと完全に封鎖してから10万年もどうやって管理するのか?巨大隕石やウイルスによって人類が滅亡し、その後新たな文明が起こったとして、どうやってこの施設は危険だと知らせるのか?文字で伝えようにもそもそも文字が変わってるので有効でない、では壁画で伝えるのはどうか?という意見もあるが逆に興味をそそって掘り返してしまうかもしれない、それならばいっそのこと何もしないという方法もある、なんてことを真剣にフィンランドでは話し合っているという内容でした。

映画を見てビックリしたのは、そんな危険な核のゴミを処理できてないのに世界中には原発だらけという事実。アメリカでさえ問題は先送り状態で一時保管してるだけみたいです。そんな危険なものを扱ってるということにもビックリするけど、ゴミの処分方法が確立されてないのにゴミを出し続けることを良しとしている世界って変だと思うんよね。子供でも分かることやと思うんやけどなぁ~。

このオンカロという施設はNさんもご存知でした。

映画に興味がある方はこちらです。↓


まあ、注文した料理がなかなか来ないのでいろんな話ができました。

ロードバイク乗りの昼休憩で人工知能だの太陽光パネルだの核処理施設だのって話をしてるのは僕らくらいのもんでしょうね。

 

さて、オーダーが通ってなかったようですね。店員さんが平謝り。

そ、そうなんですか…。後から入店した人達に料理が提供されてたので、うすうす気付いてましたけど。

 

入店してから1時間程経過してようやく注文した料理が運ばれてきました。

僕が注文したヘレカツ定食。お詫びのいちじく付き♪

ヘレってやっぱりおいしいなぁ~。

お腹いっぱいで大満足。
さて、ママンで想定外の時間を費やしたけど、近くのジェラート屋さんにはしっかりと寄りました。

これもなかなか美味い~♪

あーもう帰ってもええんやけどな。

でもそんなわけにもいかず走りだします。最後の上りとなる伊加利。

これもしんどいがな。

ぜえぜえ!ひいぃぃ~!!

ようやく終わったけど、ここで痛恨のルート間違い。左折せなあかんところを右折。

これで今回のアワイチがアワイチもどきになってしまった。間違ったルートを10km程走って本来のルートへ合流。

 

ここからゴールまでの50kmはほぼフラット。

気持ちの良い海岸沿いのルートをとにかく北上します。

 

途中廃校になった小学校を改装した商業施設「のじまスコーラ」に寄りました。

 

ちょっと変わったジンジャーエールを買ったけど400円くらいの価格にビックリ。

価格表示がなかったんですよね。落ちてたのかな。隣の200円台のアイラブネと同じ価格かと思い込んでしまった。

こちらはアイラブネ♪

まあ美味しかったのでよしとしましょう!

さて、ここを出たらもうちょっと。

 

しんどかったけど楽しいアワイチもどきでした。

もうすぐ終わってしまいます。鳥羽で僕らのふんまるジャージを見て「鈴鹿走ってますよね?」と話し掛けていただいたNさん。それからちょくちょく連絡を取り合って実現した今回のアワイチ・・・もどき。

元気で最高にカッコイイ70歳です!

僕たちの目指す道しるべを教えていただいたような気もします。

ありがとう…。ありがとう~!

ありがとうございま~すっ!!!

感慨深くなってるけど、もうちょい走ります。

明石海峡大橋が見えてきました。ここでスタートから約150km地点。残りは6kmほど。

 

Nさんも最後まで元気!

楽しかった余韻に浸りながら僕の前を走る3人の背中を見て一人涙、涙、涙の・・ありゃ、涙が出ない。

まあ、とにかくそんな気分ス。

 

さて、そんなこんなでやっとこさ156kmを走ってゴールです!

記念写真。パチリ。

僕らはまた船に乗るのでここでNさんとお別れです。

ありがとう~ございましたぁ~っ!!

涙、涙、涙の別れ・・・ありゃ、涙が出ない。

まあ、とにかくそんな気分でした。

さようなら淡路島。さようならNさん!

ほんとにほんとにありがとう~♪

 

ゴホゴホッ、オエェェ~!!

終わり。

 

※ この1週間後にまたまたNさんはアワイチ行かれたようです。ホントにストイックに練習されてます。脱帽~~。

 

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この記事を書いた人 TAKA

兵庫県在住の個人ブロガー 子供は3人

ふんだらまわるBチームのアワイチ! 人生の大先輩の参加で楽しいポタリングになりました♪” に対して4件のコメントがあります。

  1. 中尾 良孝 より:

    楽しかったですね。誘っていただきありがとうございました。
    とりとめのないの談笑(結構真剣な話)もいいもんです。
    ツーリングの中でこんな話題は、初めてでしたね。
    Aさんの英語の「学習は無意味」はショッキングでした。
    僕の孫たちは英語を真剣にやっているので、「無駄やから止めたら」
    とはとても言えないな。
    アワイチ後半、遠望する明石そして神戸の町が次第に大きくなる。
    突然現れる明石海峡大橋は旅のフィナーレにふさわしく印象的でした。

    1. taka より:

      ハッ!忘れてました。
      A君の「英語の学習は無意味」って話が確かにありましたね。
      自動翻訳が進化して言葉の壁がなくなるって話。
      これは賛否両論あると思いますが、いずれにせよツーリングで話をする内容でもなかったような。
      でも濃い内容の話題ばかりでした。これもママンさんのおかげですね(汗)。
      アワイチのフィナーレは感動的でした。
      目の前に現れる明石海峡大橋。僕らの帰還を祝ってくれてるかのようでしたね。
      思い出せば不思議と上り坂のしんどさの印象がなく、透明感のある海、透き通る空、潮の香り、ここちよい汗、とにかく気持ちよかった印象が強く残ってます。
      これがアワイチの魅力なんですかね。頻繁に行けないとは思うけど、アワイチ好きになりました♪

  2. 中尾 良孝 より:

    10/15 今年6回目になるアワイチに。
    とんかつを食べに行きます。
    「今度は忘れんといてね」とお願いします。
    アワイチの良さは、単に景色の良さだけではありません。
    灘漁港のあたりまで行ってしまうと途中でもうあかん、
    帰りたいと思っても結局は一周しないと帰ってこれません。
    つまりは、いやでも150キロ走ることになるのです。
    僕のような怠け者には、挫折できないコースになっているのであります。

    1. taka より:

      え~~!!
      ホントですか!
      それは凄いっ!なんとこの1ヶ月くらいで3回も行かれるとは。
      でも僕も予定がなかったら行きたかったなぁ。
      アワイチの良さ分かります。半分行くと1周せんと戻れませんもんね。
      途中で挫折しがちな者にとっては背水の陣のようなコースやと思います。
      中尾さんが怠け者やったら僕はどうなるんですか~!?

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