りんご箱が、なんかいい…
自宅でも職場でも、ちょこちょこ収納に使ってるリンゴ箱。

このリンゴ箱の持つ、独特な雰囲気がいい。
きっちりしてないテキトーな感じ。
色合いも、どれ一つとして同じものがない。
角が少し欠けていたり、板の反り方が違ったり、印字のかすれ方がバラバラだったり。
たぶん、廃材を組み立てたように見えるところがいいんやと思う。
ちゃんと作られているはずなのに、「ちゃんとしすぎてない」。
そこが、妙に落ち着く。
今回は、そのリンゴ箱を書斎の天井に近い壁に、収納として取り付けてみた。

やったことは、ビスで固定しただけ。
一つ一つのリンゴ箱の大きさはミリ単位で違うので、よく見ると角が揃ってなかったり、奥行きが揃ってなかったり。


でもそんなものは、このリンゴ箱の存在感が気にしなくしてくれる。
サイズが全部揃った棚。奥行きも高さも、きっちり計算された収納もいいけど、リンゴ箱のようなものもいい。
この棚は、「何を入れるか」を先に決めて作ったわけでもなく、キャンプ道具だったり、使うかどうか分からない物だったり、とりあえず置いておきたい物だったり。その時その時で、中身が変わっていく前提の収納。それも、リンゴ箱には合っている気がする。
取り付けてみたら、空間の上にも確かな存在感ができた。
いい…。
なんか、いい…。
理由を言葉にしようとすると、逆に違ってしまいそうな感じ。
書斎って、「効率」と同時に「居心地」の方が大事やと思っている。
きっちりしすぎない。
でも、雑然ともしすぎない。

リンゴ箱の、あの中途半端な立ち位置が、ちょうど僕には合ってる。
そう思った次第。



