カーフサポーター(ふくらはぎ用コンプレッションタイツ)の効果を検証!片方だけ穿いて30km走ってみました!

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ふくらはぎ用コンプレッションタイツ。

カーフサポーターとも呼びます。(むしろこっちのほうが呼びやすい。)

 

僕の持ってるのはコンプレスポーツの「R2」というモデル。

サブスリーランナーのM先輩にもらいました。ありがたやぁ~♪

レースではこのコンプレスポーツの「R2」は人気なようで結構多くの選手が穿いてます。

スイスのメーカーです。

 

ホームーページではこのように紹介されてます。

コンプレスポーツ R2は「第2の心臓」とも呼ばれている、ふくらはぎのポンプ作用(ミルキングアクション)を増大させ、心臓へ戻る静脈血を効率良く押上げます。静脈血の流れが活発化されることで、全身の血液循環に大きく作用されます。

なるほど。運動能力がアップするんですな。

さらに、さらに・・・

筋肉の太い部分により強い圧を掛けることで、運動中の筋肉のブレや足に掛かる衝撃を吸収し、怪我のリスクや筋肉痛を軽減します。また筋肉のブレを抑えることで、無駄な筋肉疲労を減らすことが出来ます。

にゃるほど。疲労を軽減してくれるそうな・・・

さらに運動後2~3時間着用することでリカバリー効果もあるとのこと。

 

今回はそんな素晴らしいカーフサポーターの効果を検証してみたいと思います。

 

 

なぜ検証?

商品説明を見ても分かるように素晴らしい効果があるようです。

でも、カーフサポーターを検証しようと思ったのは動きが制限されてむしろ走りにくいのでは?という素朴な疑問からです。

先日のハーフマラソンでも装着して走りました。(記事はこちら

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でも、このカーフサポーターの締め付け具合が強くて、最初はかなりの違和感があります。

その違和感は「やっぱ穿くんじゃなかったぁ~!!」って思うほど。

なんか足首を固定されてるようで、動きが制限されます。結果走りにくい。

スタート地点で待機してる時は締め付けが強いと感じることはないので、サイズが小さいわけでもないと思うんですよね。

まあ、その違和感も3kmくらい走ると気にならなくなるのですが、それまでの違和感がありすぎて

これって一体どれだけ効果あるんやろ?

と思ったのが今回の効果を検証するきっかけとなったわけです。

 

今まではどうだったの?

練習でカーフサポーターをつけて走ることはないです。締め付け具合がやっぱり苦手。

10kmのレースでも穿きません。この距離でふくらはぎが限界になることないですからね。

でもハーフやフルマラソンでは穿いてました。

理由は2つ。

①効果があるとされてるから

②みんな穿いてるから

です。

今年の3月に行われた篠山ABCマラソンでももちろん穿きました。

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ゴールした僕の周りだけでも写真で確認すると4名の選手が穿いてます。

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たぶん実際のレースでは半数以上、いや8割くらいの選手が穿いてるんじゃないでしょうか。

サブスリーランナーで下半身全部のタイツタイプを穿いてる人ってほとんどいない印象。

穿いててもカーフサポーター。

タイムが遅くなっていくとタイツタイプを穿いてる人が多くなる感じです。

タイツタイプはどうしても下半身を覆っているのでメーカーがどんなに工夫してもやっぱり動きが制限されるんじゃないでしょうか。サブスリーランナーは速く走るので下半身の可動域が大きくなります。その分動きを制限される感じがあるんでしょうね。

タイムの遅い人は大きく脚を踏み出さないので可動域が小さく、動きを制限されてる感がないんじゃないかなと思います。

動きやすく、しかも適度に圧迫するという効果は相反するように思えます。

 

僕の場合はフルマラソンの経験は3回。

最初と2回目がタイツタイプでした。効果に期待ということよりも単に寒いので保温の意味もありました。コンプレッションの効果はあったのかと言われると実際に感じたことはなく、穿かずに走ると寒いし、ジャージを着るわけにもいかず、コンプレッションタイツが薄くてちょうどいいというのが正直なところ。

3回目のフルはサブ3.5を目指したので動きが制限される感のあるタイツタイプをやめてカーフサポーターにしました。

 

検体としての僕

フルマラソンでは最後まで一定のペースで走れる人、最後にペースアップできる人、最後はペースダウンになる人とそのレース展開は様々。

僕は完全に後半ペースダウン型です。

心肺が限界をむかえる訳ではなく、脚が動かなくなります。特にふくらはぎ。30km以降は痛くて悶絶。

サブ3.5を目指した3回目のマラソンではこのような結果でした。

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30kmまではほぼ一定のペース。残りの12.195kmが大ブレーキになりました。最後はキロ6分近くまでかかってます。

これがその時のペース表。

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35kmあたりで我慢できずに走るのをやめ、ふくらはぎのストレッチ、その後何回も止まってストレッチ。痛いし、攣りそうになるし、顔をゆがめながら走る苦しい展開。

ふくらはぎが一番最初に痛みだす僕なので、今回の検証の検体としてはうってつけではないでしょうか。

 

検証方法

カーフサポーターを片方だけ穿いて走るという検証方法にしてみます。

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両足に穿いてしまうと、「楽だった・・・」「むしろ疲れた・・・」「よく分からん・・・」と感覚的なことしか分からない。楽だったとしても、カーフサポーターのおかげなのか、単に体の調子が良かったのか・・・

なので片方のふくらはぎだけ装着。

これだと正確に効果を検証できでしょう!

 

さて検証!

検証したのは30km走。たまに練習する平荘湖の外周です。

1周約5kmの外周を6周回します。

ペースはキロ5分のペース走。

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この距離の練習は何回かやってるけど、僕のふくらはぎは最後のほうで悲鳴を上げちゃいます。

サブスリーランナーのM先輩によると、僕の走り方はふくらはぎを使いすぎてるらしい。

ややストライドが長めの走り方で筋肉の疲労が早いんですね。練習をちゃんとやってると大丈夫なんだろうけど、僕の練習量は年間1000km程度。月100kmにも満たないという・・・。市民ランナーとしては自慢できるもんじゃありません。

それに比べ、M先輩はピッチ走法。省エネの走り方とのことです。

 

まあ、今回は検証ということもあるので、ピッチ走法を意識せずに、普通に走ります。

 

さっ、ほな行きまひょ。

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では検証レポート。

走り出しはやっぱりカーフサポーター側に違和感。

圧迫による足首の動きが制限されてる感じがあります。

足を後ろに蹴り出すときに足首が後ろに曲がりにくい感じです。

 

その違和感も序盤の3kmくらいで感じなくなりました。前回のハーフマラソンの時も3kmくらいで感じなったんです。慣れてくるんでしょうね。

そう言えばハーフマラソンの時、カーフサポーターを穿いたのはウォーミングアップの後でした。スタート地点に集合する直前に穿いたのがアカンかったんでしょうか。ウォーミングアップから穿いてたら違和感も多少は軽減されてたような気もします。

 

 

10km地点

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痛みのレベルを分かりやすく色と数値で表してみました

ありゃ?

ありゃりゃ??

ありゃりゃりゃりゃ???

右のふくらはぎに軽い痛み発生! カーフサポーターを穿いてないほうです。この距離でふくらはぎに痛みが出ることないんですけどね。

なんでじゃろ!?って思ったら、今回の検証の6日前がハーフマラソンでした。

最後の追い込みができずに、やや練習不足でした。そのくせ調子に乗って前半突っ込んでしまい、後半ペースダウンして最後の3kmはふくらはぎに逆襲されてお得意の悶絶レースになっちゃった。(でもなんとかベストタイム1時間36分)

ふくらはぎは回復してると思ってたけど、まだダメージが残ってたんでしょうね。

この距離から痛みが出るのは不本意だけれど、今回の趣旨には合ってます!痛みが早く出てちょっと嬉しい。

 

さて、カーフサポーターを穿いてる左は心地よい痛み程度。全く気にならない。

ちなみに痛みレベルの数値ですが、100が悶絶マックス。80で顔をゆがめて走るというくらいです。あくまで僕の経験からの基準。

 

 

15km地点

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右の痛みは10km地点よりもやや強くなるものの、悶絶にはほど遠い。全然我慢できるレベルです。

でも確実に痛くなってるので、「痛くなるなよー、痛くなるなよー。」と頭の中でブツブツ唱えながら走ります。

ペースはキロ5分を維持。

カーフサポーターの左は右に遅れて軽い痛み。

 

 

20km地点

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右の痛みは15km地点とほぼ変わらず。やや強いかなぁという程度。

カーフサポーターの左はちょっと痛みのレベル少し上がりました。

でも全然平気。

 

 

25km地点

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右はちょっと痛みますねー。

あーストレッチしてふくらはぎ伸ばしたい~!!

でもまだ平気。むしろペースアップしても大丈夫。

左はちょっと痛みのレベルがアップした程度。

なので30kmに向けて最後の5kmはペースアップしました。

 

最後はキロ4分34秒まで上げました。

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30km地点

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やっと終わりましたぁ~。。。

最終の痛みのレベルはこんな感じです。

25kmから30kmの5km区間で痛みレベルは両方のふくらはぎで一気に上昇。

それでもカーフサポーターを穿いた左は最初から最後まで痛みが少なかったです。

最初動きを制限されてる感じがあったけどそのうち慣れてくるので、違和感は最初の3kmだけですね。

これは個人差があると思いますが・・・

 

検証結果

非常に弱い僕のふくらはぎが実証してくれました。

もちろん効果ありです。

30kmまでの距離と痛みのレベルをグラフにしてみました。

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さすがに長い距離走ってるのでカーフサポーターを穿いてても痛みは出ます。

でも穿いてないほうと比べると断然楽チン!

25kmまではふくらはぎの痛みはゆるやかに上昇してくる感じだったけど、30kmまでの5km区間は痛みレベルが結構上がりました。このまま走り続けると左右のふくらはぎの痛みの違いから、ぎこちない走りになりそうな感じもありました。

過去の経験から、このあとの5km区間では痛みレベルがさらに急激に上がります。35km地点では痛みが限界に達してしまうんです。でも、それでもコンプレッションを穿いてたんですけどね。穿いてなかったらもっと早い段階で限界がきてたんだと思います。

 

そう言えば市民ランナー向けの本で岩本能史さんの「非常識マラソンマネジメント」で書いてあった内容を思い出しました。

レース前に足首にテーピングを巻いて固定するというもの。これはさすがに僕は実践してないけど、足首を固定することによってふくらはぎの筋肉を使わないようにするという効果があるようです。

カーフサポーターと同じような効果が得られるんですね。

 

僕の世代は根性論が根強く残ってます。中学での野球部は厳しくて、練習中は水を飲むな!でやってきました。夏休みの炎天下での練習。水なし。練習の最後に運動場を10周回。もうフラフラ。全く楽しめなかった夏休み。

そんな世代なので、フルマラソンを完走するためにエナジージェルだの補給食だのアミノ酸だのクエン酸だの、そんなもの必要ないだろ!根性根性!って最初は思ってました。カーフサポーターもそうです。シューズだけで走ってこそ真の実力だろ!みたいな。

でもよくよく考えてみると僕はいつも練習不足気味の市民ランナー。プロのアスリートでもなければ、若い頃の部活のように毎日毎日追い込む練習ができるわけでもない。年齢も40を過ぎてるし、故障のリスクだって上がってくる。そう考えるといろんなものに頼るべきなんだと思います。

とにかく、今回の検証によってカーフサポーターの効果が実証されたので、今後は自信を持って穿いてレースに挑みたいと思います!

 

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この記事を書いた人 TAKA

兵庫県在住の個人ブロガー 子供は3人

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