素人でもできる車のキズ塗装!SOFT99のタッチペン+エアータッチでDIY補修!それなりに満足な仕上がりになりました♪
やってもうたぁ~。
車庫から車を出すときに
「キュキュキュウ~」
と、いやな音。
やらかしたことはすぐに分かった。毎回車庫入れではミラーをたたんで助手席側ギリギリを狙う。昨日の車庫入れで今までにないくらい端っこに寄せることが出来た。自画自賛。
翌日車庫から出すときに、そのことをすっかり忘れていつも通りにハンドルを切り出してしまう。音を聞いた時には時すでに遅し。実際の音よりもキズのほうがひどい感じ。
車庫の木の柱もその一部が剥がれ落ちるほどのレベル。
こんなにも一瞬の判断ミスで修理代数万円が飛んでいく。数万円で済めば万々歳かも。10万円くらいかかってしまうのかな。
さっきの写真のキズは既にコンパウンドで小さなキズを磨いて消したもの。ブログ用に写真を撮っておけばよかったけど、焦りすぎてキズ消しクリームで擦りまくった後の写真。
コンパウンドで消せるキズは消えてるのでこれらのキズは結構深刻。まあ、柱の損傷から考えると当然ですわな。
さて、このキズをどうするか。同級生に修理屋さんもおるけど、費用を抑えたい。しかもスピーディに直したい。
DIYでやってみよう。タッチペンという便利なものがあるやないの。まあ、実際使ったことないけど。正式にはタッチアップペンって言うみたい。
そんなわけで車のキズのDIY補修です。
ネットで検索。ふむふむ。にゃるほど。
タッチペンとあれを使うんじゃな。
でも「あれ」は近くのホームセンターにも売ってるんやろか。ちょっと心配だけどとりあえずホームセンター。
・・・の前に、車のカラーナンバーを確認。
「35N」
こんなシールがドア開けた所に普通貼ってある。
僕の車のカラーは「35N」。このカラーのタッチペンを買えばいい。
さて、ホームセンターのカー用品コーナー。
あった!「35N」のタッチペン。
さらに「あれ」を探す。
あった!これ!
ジャーン!エアータッチ!
これはタッチペンをスプレー状にして塗装ができるという優れもの。
こいつに期待!!
さて、塗装する前に塗装面のワックスなどの油脂を取り除いておくこととネットにあった。
そのスプレーがこいつ。
シリコンオフ。
980円。高いがな・・・。
成分は石油系溶剤。
ふと仕事で使うパーツクリーナーも同じ成分かもと思いつく。
タッチペンとエアータッチをカゴに入れて工具コーナーへ。
ありやしたぜ。パーツクリーナー。198円。
ふふふ。安いやろ。しかもやっぱり!成分は石油系溶剤。
これでええやん♪・・・てことでパーツクリーナーを購入。
さて、買い物はルンルン気分やけど、ここからが本番。車の塗装って緊張しますがな。
まずは油脂の除去。
パーツクリーナーをぶっかける。
すぐに乾いてしまうからすぐさま雑巾で拭きあげる。
さて、ここからじゃ。
ん!
んんん~!!!
なんじゃこれ。
中古で買ったこの車。すでに誰かがタッチペンで補修しとるやんけ!
偶然見つけたドアの下の残念な補修跡。盛り上がっとるし(汗)。タッチペンはやっぱりこのレベルなんじゃな。エアータッチ購入しといてよかったわい。
さて、実はタッチペンを使うのも初めて。
蓋をゆるめてから何も考えずに横にしたら塗料が落ちてきた。事故じゃー!
き、貴重な塗料がぁ~!
タッチペンの先っちょの筆で塗料を回収。
なんとか回収可能な分は回収した。
出だしから最悪な展開。
コンクリートに塗料跡・・・。
さて、気を取り直して。
このタッチペンをエアータッチに装着するそうな。
クイックアダプターをタッチペンに反時計回りでセットするみたい。
写真の一番左のやつ。
セットしてから・・・
ここでまたもや何も考えずにカチャカチャと振ってしまう。
手に冷たい感覚。またもや塗料漏れ。。。
アホですね。皆さんご注意を。タッチペンを振るのは蓋をしたままです。その後蓋を外してクイックアダプターです。ちゃんと取扱説明書読みましょう!!
さて、拭き拭きしてからエアータッチに装着。
カチッ!うまく装着できた。ぐだぐだなのでこの程度でプチ感動。
さて、スプレーがどの程度出るのかテストしましょ。
ん~。にゃるほど。ほんとに少しずつしか出ない。ええ感じ。これだと塗料が垂れる心配はほとんどないでしょう。
さて、いよいよ塗装。新聞紙で一応養生。
少しずつ色がついてきた。
↓
↓
やるまでドキドキしたけどやり始めると肝がすわる。
もうやるしかない。失敗しても板金塗装屋さんに出すだけやし。
心配をよそに、うまく塗装できてまんがな。
ほんまにこれで塗料が垂れてしまう人っておるんかなという感じ。
自分がプロの塗装屋さんになったかのような錯覚を覚えるほど順調。しかも結構スプレーできる。塗料の量は少ないと思うけど。
さて、結構重ね塗りしたしこんなものだろーか。
あ、ドアの下部分のキズ忘れてた。横に長いキズのところ。
これもコンパウンドで消える部分は消した後のキズ。
スプレーしましょ♪
もうプロなので不安なし。ルンルンルン♪ ほんまにこのエアータッチ最高♪
完璧な仕上がり!
さて、ここからが問題。
一枚のドア全部を塗装する場合、そのドアがテカテカになるくらい塗料を重ねたらええのですが、今回はドアの一部なのでそうもいかない。キズの所は厚く塗って、キズから遠くなるにつれて薄くしていく。ただ、薄くしていくと、その部分はザラザラになってしまうのです。
実際にさわるとザラザラ。
このザラザラを取るにはこいつ!
耐水ペーパー!!
家の工具入れにあった800番と2000番を使います。
2000番はかなりの細かさなので仕上げ用。
バケツも用意して準備完了!
まずは800番。適当にちぎって水につけて擦る。
この時、せっかく塗った塗料が白っぽくなるけど気にしない。
その後仕上げ用の2000番。
先ほどの白っぽくなった部分が滑らかになってキレイになっていきます。
実際にさわってもツルッツルになってきた。
でも実際にタオルで拭き上げてもこんな感じ。ツルツルしてるけど細かな白っぽい感じが残ってる。
これ以上やっても同じなので、まあこの辺でええでしょか。
ここからは仕上げでコンパウンド入りの鏡面ワックスの登場!
とにかく擦りまくります!必死の形相でやりましょう!!
するとさらにツルッツル♪
うんうん!いいぞ!いいぞ!
しつこいくらい擦りまくると塗装の表面の白っぽいのはなくなります。
こんな感じで出来上がり♪
まあ、そりゃプロの塗装屋さんに比べると仕方ない部分もあります。実際は・・。
でもよーく見ないと分からないレベル。
妻も見て感動!
10万円使うか2000円程度で済ますか。その違いはなんと50倍!!
でも仕上がり具合が50倍ショボイわけではない。プロが100点なら今回初挑戦の僕のは70点くらいかな。
ほんなら2000円でええんやないでしょか。
そんなわけで、キズをつけた当日にタッチペンとエアータッチを使ってDIY補修完了です!
気分よくお出かけ~。
駐車場でもパチリ。
ビューティフォー♪
車のキズはタッチペンとエアータッチで決まりやね!
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