【目指せサブ3.5!】第6回小野ハーフマラソン2019子供達と一緒に参戦してきました!
参戦してきました!第6回小野ハーフマラソン。
タカファミリーから3人。
僕、長女、次女です。
小学3年の長女と1年の次女は1.5km、僕はハーフです。
この日を迎えるにあたって3人ともそれぞれの想いがありました。
わたくし。
付け焼き刃練習で挑んだ大阪マラソンでサブ4達成、一時はサブ3.5も射程圏内に入ったけど結局3時間36分5秒で自己ベスト。
それが1週間前。
良いタイミングで脚に刺激が入ってるので、小野ハーフ結構いけるんじゃないだろーか。
…と勝手な思い込み。妻にもゴール付近での応援はスタートから1時間30分後の11時くらいちゃうかなとほざいてました。ははは…。
長女。
小学1年から3年連続参加。今年1年生になって初参加の次女に負けるんじゃないかとちょっと心配。先日の学校のマラソン大会の順位は真ん中よりやや前。
次女。
出たくないって言うたやんかっ!でもやったるでー!って感じ。マラソン大会は女子で1位でした。
さて、会場に着きました。
受付け済ませて準備します。
しばらくのほほんとしてから家族と別れます。
君たち頑張ってこいよ~。
さて、1.5kmの子供達の結果。
逃げる長女!
追いかける次女!
長女が2秒差で次女に競り勝ちました!
2人ともよく頑張りました。
おーい、そこ手を入れるとこちゃうで~♪

君もそのうち走るんやでー
さて、わたくし。
今日はホントに走れる気がする。
会場に着いてMDホームズランニングクラブのM先輩に電話。
どこおるんですかー?
控室や!
ひ、ひかえしつ??
そうじゃった!ペースランナーでした。
しかも1時間30分という。
M先輩以外も数名のランニング仲間がペースランナーやメディカルランナーで参加されてました。
ありがとうございます!
さて、荷物を預けてからスタート位置へ移動。
もうちょっと前へ行きたいけど、M先輩の姿が見えない。風船すら見えない。ペースランナーは風船付けて走ってくれるので、それが目印になります。
意識してる1時間30分。
そういえばエントリーしたときに目指します!って言うてたけど今日はいける気がする。
早めにM先輩に追いついていけるところまでいく。
これが作戦。
1キロ4’15”で走れたらいける。アップダウンがあるけど、とにかくこの4’15”が目安。
スタート!!
やっぱり巻き込まれる渋滞。
1キロ4’30”。
風船見えた~。
背の高いM先輩も見えた~。
追いつけるんか~。
2キロ4’14”。
距離一緒~。
そらそうや~。
3キロ4’13”。
距離一緒~。
向こうも同じペース~。
さて、今日はいけると根拠のない自信があったけど、3キロでこの状況が非常にまずいことを悟る。
心肺がしんどい!!
付け焼き刃練習から大阪マラソンまで心肺をいじめるような練習をしてませんからね。
それから…
脚もしんどい!!
基本アップしない僕。
フルマラソンってゆっくり入るからアップも兼ねてるんやね。
いきなりキロ4分前半で走り続けるって僕の脚には酷でした。
そういうことか~。
今更ながらこのことに気付き、あと18キロもあるんかと絶望。
前後を走ってる選手の中で圧倒的に心肺と脚がしんどいのが自分くらいじゃないかと思いました。
M先輩の風船がピコピコ動く。
僕の心臓はバコバコ動く。
ピコピコ。
バコバコ。
ピコピコ。
バコバコ。
離れていくピコピコ。
7キロくらいで見えなくなった。
ああ~、追いつきましたよ!って声掛けたかったなぁ~。
さよならピコピコ。
さて、頭の中はあと何キロで終わるんじゃ~
あと何分で終わるんじゃ~
ってことしかない。
ペースを一旦落としたいけど、そんなヘッポコランナーがいないので、僕もそれなりのペースで踏ん張って走り続けます。
苦行でございました。
このしんどさ。
1時間30分はもともと無理だったとして1時間36分の自己ベスト更新も無理っぽい。ペースを極端に落として1時間40分あたりを狙うか。どうするか?どうすんねーん!?
そのあたりの方針が定まらないまま…
出てきましたよ。
坂!
小野ハーフマラソン名物。
アップダウンのアップ!
なんとか登り切って下りになったら心肺が落ち着いてきた。9キロあたり。
ようやく体が慣れてきた感じ。
ちょっと開放された。
折り返し地点の数百メートル手前。
前からピコピコが来たっ!!
M先輩に手を振る。ラン仲間のTさんもメディカルランナーで1時間30分に並走。
イエーイ。ハイタッチ。
折り返してから数名の知り合いを確認して僕のポジションも確認。
小野ハーフマラソンは往路と復路が若干違うコースとなっており、往路よりも復路のほうがアップダウンがきつうございます。
参加したことを激しく後悔しながら修行の復路。
大阪マラソンから1週間練習せずに温存してた脚は削られて結構限界。
でもみんなしんどい。
復路も落ちてくる選手がほとんどいないので、ヘッポコランナーにならないように前後の選手とのペースをなんとか保って走り続けます。おんや~。なんか自己ベスト更新が視野に入ってきましたよ。
それでも後半はやや抜かれ気味の展開。
さて、アップダウンの最後のアップがやってきました。
18キロ地点。
一番勾配がキツイ。
ここにきてこの勾配とその距離。
ランナーにとってそれはそれはとてもとても優しいコースとなってます♪
む、むむぅ~
なんとか登り切って少し走った19キロ地点で
両手ピースで僕を抜き去る女子ランナーT!!
ええええぇぇ~!
折り返しで確認したけど、そこから抜かれる~!?
この女子ランナーTさんはトライアスリートで地元加西市が誇るトップアスリート。同じく加西市で彼氏のKさん(トライアスロン年代別日本ランキング1位)と一緒によく練習をしてます。カニを食べに日本海までロードバイクでいったり、加西市から自走で淡路島行ってアワイチして帰ってくるとかわけわからんです。
まあ、とにかく脚の残ってる人は最後にかなりペースアップできるんやなと思ったのでありました。
その直後に大阪マラソンでスタートダッシュ決めたKさんがラン友の応援に駆けつけてくれてました。ありがとうございますっ!
その写真。
最後の2キロがとにかく長かった。
自己ベスト更新は非常に微妙。
っていうか、自己ベストが36分台だったのは覚えてるけど何秒かは分からない。
分からないから踏ん張るしかない!
ゴールはもうすぐそこ。自己ベスト更新は最後の踏ん張りにかかってる!
秒単位の戦い!!
ゴール!!
時計確認するとネットで35分台。
これはいけたんちゃうかな。
グロス1時間36分5秒。
ネット1時間35分48秒。
やっぱり自己ベストでした。
グロスで23秒更新。ネットで29秒更新。
あぶね〜
ほっとしました。これだけ悶絶してベスト更新逃したら悔しくてたまらん。
順位は221位でした。ハーフの参加は多分2700人くらい。
とにかくしんどかった。
ハーフの距離はフルの半分。時間は半分以下。
でもしんどさはフルよりもキツイ!
心肺もちゃんと鍛えないとえらいことになることを痛感しました。
それとアップ。ちゃんとやって一回心拍を上げておくのがよいでしょう。
そんな基本がよく分かったレースでした。
ちゃんちゃん♪