老化は確実にやってくる 耳毛編
いつまでも若いと思ってた。
体力は同年代よりあるし、見た目も同年代の平均的な見た目より若くみられることが多い。
心構えというか自分自身の気持ちも、「若いもんにはまだまだ負けへんで!」ってところもあります。
ところがです・・・
確実に迫ってくるのが老化現象。
気持ちだけではどうにもならないという現実を突きつけられます。
そんなわけで50歳を目前にして感じる変化について今回は耳毛について綴ってみます。
耳毛が伸び~る現象
最近耳毛を気にするようになりました。耳から目立つ毛が生えてしまうんです。最近というものの、ここ2、3年のような気がします。
最初に見つけた時は、とても残念な気持ちになりました。たまたま!?の毛?? と思ったものの、そうではないと知るまで時間がかからなかったです。
放置してるとすぐに毛が生えてしまうので、これはもう受け入れるしかないのか・・・トホホ・・・状態。
これは新陳代謝の変化に伴う現象らしい。毛周期(もうしゅうき)と呼ばれる「毛が生えて成長して抜け落ちるまでの周期」が長くなることで起きる現象。毛が新たに生えてきたのではなく、若いときは伸びる前に抜け落ちていたわけであります。
産毛状態で抜け落ちてた耳毛が抜けずに伸びてくる!
↓
おのずと太くなる!
↓
見た目で分かる!
というダサいサイクルが僕の耳で起こってしまってます。
耳毛のケアは妻の使っているフェイスカッター?産毛カッター?を使います。
スイッチを入れて耳の中をグリグリ。ジョリジョリ・・・これで終わり。とても簡単に終わるけど、耳毛のことで日々悩むほど僕も暇ではないので、ケアをついつい忘れてしまう。
出勤時に最近ケアしてないことを思い出すことが多いので、そんな時は、伸びた耳毛を指を使って抜きます。
人差し指の腹と親指の爪で毛をギューっと挟んで抜くわけですが、鏡を見ずにやるので、失敗もします。毛を挟んでないのに、思いっきりギューっと力を込めて一気に引き抜くとカラ毛抜きになってしまいます。ただただ、人差し指の腹に親指の爪が食い込んで痛いだけになってしまうわけです。
それでもやめられないのは抜けた時の爽快感。その太さと長さを確認して、大物が釣れたときは、なんというか・・・不思議な気持ちになります。
人差し指の腹を傷つけながら、「もうやめてくだせぇ~親指の爪様!!もう釣れませんから!」ってカラ毛抜きばかりになってくると、人差し指にとっては拷問状態。それでも、大間のマグロ漁師のように奇跡の一本を求めてしまうのであります。
さてされ、これは自分にだけ起こってる現象ではないという確認をしたい欲求があるので、同年代で話をする時に、耳毛について話やすく誘導して直球でお尋ねすることがあります。
この歳になると耳毛って伸びてきますよね~!!
「分かる分かる!自分もそうですよ!」
と
「そんなことになるんですね!?」
となる確率は今のところ半々くらいでしょうか。共感を得られなかった時は聞くんじゃなかった・・・とちょっぴり後悔しちゃいますが。。。
もっと同年代の耳毛が伸びることを切に願っています。
最初は小さな変化から「あれ?あれれ??」が始まりますが、葛藤を経て現実を受け入れるようになると、その現実をどう対処していくか?ということになります。耳毛伸びる問題は自分の努力ではどうにもなりません。「伸びるな~!!」と念じても無理なので、マメにケアをするしかありません。でも、先に書いたように耳毛に神経を使い続けるほど暇でない僕はついつい忘れてしまうので、出勤時の車で人差し指の拷問をするわけですが、今のところ、これが僕の対処法です。
この記事を書きながら、ふと車に産毛カッターを買って置いておけばいいんじゃないかと思った。どうせ安いものだし・・・。
というわけで調べてみたら、耳毛カッターってあるんですね!!??
直球すぎる名前。
これはホントに知らなかった。
これを買ったら指で抜くことがなくなるけど、これは慎重に考えよう・・・。
出勤時の一本釣りの楽しみがなくなるのもちょっと寂しい気がします。