低予算でキーボードを買いに行ったらピアノを買ってしまった・・・
ウチの次女。
夢中になるととことんやる。キーボードに今は夢中。
好きな曲を弾きたいんだと。
「そんなに好きならピアノ習う?」
「オラは行かない!」
ふーん、そうなん。
使ってるキーボードのいくつかの鍵盤が外れてしまってるので、買い替えに楽器屋さんへ家族で行くことにした。
ピアノ習わへんのやったら安いやつやで。予算15,000円!次女には事前にそう伝える。これは自分にも言い聞かせている側面もあった。
そう決めて出かける。
崩れる。
そこそこする電子ピアノを買ってしまう。
不思議なもんです。
どうせなら・・・こっち?
こっちいくなら・・・こっち??
ここまでいくなら・・・・こっち~???
この連鎖。
でも、「コラコラ!予算15,000円だったではないか!!」 と立ち戻るチャンスはあった。実際にその思考に戻ったりもした。でも15,000円以内で購入できるキーボードは僕の脳みそから完全に除外されてました。
不思議なもんです。
こう書くと後悔してんのか?店員さんのセールストークにやられてしまったのか?
そんな感じに受け取られそうな気もしますが、全くの逆でむしろいい買い物をしたとさえ思っている。確かに店員さんも良かった。
距離感、話口調、説明の丁寧さに加え、こちらの揺れ動く心理に対しての配慮、この店員さんから買いたいとさえ思った。
ただ、この店員さんから買いたい!という思いだけで買うものでもない。
たぶん店員さんの要素は多く見積もっても30%くらい。残りの70%が重要な要素。
ここで妻が登場。
小学校の先生をしており、仕事でピアノに触れる機会がある。ピアノは大学まで習ってた。
家を建てる時に、実家にあるピアノ置ける?と相談してきたとのことですが、「どこに置くねん!」と一蹴したらしい。しかも全く覚えてない!ひどい奴ですね。
妻はほんとはピアノが自宅にある生活をしたかったようです。
それもありーの、懺悔の気持ちもありーの、子供にいいものを使ってほしいという気持ちもありーの・・・。そんなところ。
予算15,000円で始まって最終決めるまで約2時間。よく考えて決めました。
さて、買ったものの、届くのは5月末か6月初旬。
「どこに置くねん!問題」は僕のトレーニング機器が標的になってしまった。
使ってないのでなんとも言えず。。。
買ってしもうた~という気持ちも確かにあったけど、妻が「涙が出そうやった・・・」とポツリと言うので、それを聞いてこっちまで嬉しくなりました。
楽器なんて全く興味なかったけど、早く届かないかな~と楽しみ。
不思議なもんです。
高い買い物をしたこの日は、外で食べて帰る予定が自宅で残り物の晩御飯になりました。
当然やね〜♪